HTMLとCSSの独学【初心者向け】2週間で基礎が学べる勉強法

HTMLとCSSを独学で覚えたい。効率よい勉強法や役に立つ参考書を教えてほしい。

システムエンジニアがこの悩みにお答えします。

この記事を書いている僕は、WEBコンサルタント兼SEとしてシステムやマーケティングを担当しています。僕がWEB制作会社に入社する時に、入社条件でHTMLとCSSが必須だったので2週間の独学で覚えました。

HTMLとCSSは一緒に覚えたほうが効率よく勉強できます。

最初はよくわからないと思いますが、自分で手を動かしてWEBサイトを作っていけば徐々に理解できるようになります。

今回は、僕が実際にやったHTMLとCSSの独学勉強法を紹介します。

HTMLとCSSの独学勉強法

HTMLとCSSの基礎を勉強する最も効率的な勉強法は、オンラインの「Progate」を使った学習です。

Progateはオンラインのプログラミング講座で、基礎講座なら無料登録で利用できます。

  • HTML & CSS 初級編
  • HTML & CSS 中級編
  • HTML & CSS 上級編

レベル別に学習できるので、全くの初心者でも無理なく勉強することができました。

HTMLの基礎であるタグから、CSSのプロパティまで段階的に覚えられるので参考書よりも理解度が高かったです。

最新の主流である、レスポンシブデザインの学習ができるのも役立ちました。

これだけで全てをマスターできるわけではありませんが、HTMLとCSSの基礎を理解するには十分です。

基礎ができたら、サンプルのソースを自分で修正してタグやプロパティを覚えると効率的です。色の変更や文字サイズの変更など、自分でコードを変えると早く覚えられます。

Progateで基礎はできますが、HTMLとCSSを使いこなすために参考書やリファランスのサイトも普段から利用するようにしましょう。

Progate

HTMLとCSSの独学に役立つ学習サイト【リファランス】

HTMLタグやCSSの基本的なプロパティは使っていけば覚えられるのですが、数が多いので調べるためのリファランスサイトをブックマークしておくと便利です。

僕が役立ったHTMLとCSSの学習サイトを紹介します。

HTMLクイックリファレンス

HTMLとCSS辞典として参考になるのが、HTMLクイックリファレンスです。

タグやプロパティを目的やABC順に解説しているので、とても使いやすいです。

また、対応ブラウザについても記載されているので、実践でも役立つサイトになります。

HTMLやCSSでわからないことがあれば、とりあえずここで調べれば解決できます。

スタイルシートリファレンス

サルワカ

HTMLとCSSによる様々な要素のデザインサンプルが紹介されているサイトです。

とても綺麗なサイトで、吹き出しやボックスデザイン、見出しまで多数のサンプルがあるので初心者の方にも参考になるノウハウがたくさんあります。

デザインを見ると「CSSでここまで多様なことが出来るのか!」と思わず感嘆するに違いありません。

嬉しいことに、どのサンプルもコピペで使用可能です。

初心者向けというよりは、初中級者以上向けになりますが役立つことが多いのでチェックしてください。

サルワカ

Web Design Clip

Web Design Clipは、クリエイティブ性の高いWebサイトを集めたギャラリーサイトです。

HTMLとCSSの基礎ではないのですが、サイトデザインの参考になるのでピックアップしました。

自分が気に入ったサイトを「MyClip」として保存することもできるので、作ってみたいWEBサイトがあればチェックしておくと役立ちます。

僕はやったことはありませんが、自分で作ったサイトを提出することもできるそうです。

Web Design Clip

WEB制作会社でスキルアップ

HTMLとCSSの独学からスキルアップするためには、実践的なデザインやコーディングが必要不可欠です。

独学でもスキルアップできますが、WEB制作会社に就職・転職してHTMLとCSSを使ったほうが効率的に実力を伸ばすことができます。

WEB制作の現場で仕事をすれば、3ヶ月~半年で自在にコーディングできるようになります。

デザインは日々の修練と時代の流れについていく必要がありますが、これも仕事で身につきます。

WEBデザイナーやコーダーは、中小のWEB企業で求人数も多いので基礎が理解できたら現場に出てみて下さい。最初は辛いですが、自分で作ったデザインが世界中の人に見てもらえると感動を覚えます。

IT業界は需要が高く、WEBを主体としている企業も多いので、早い段階からそういった企業でスキルアップするのが得策です。

現場でスキルアップすれば、将来的にフリーランスの道も選べますよ。

PHP独学 初心者が無理なくできる入門レベルの勉強法と参考書

PHPを独学で勉強できる良い教材や勉強法を教えてほしい。

システムエンジニアがこの悩みにお答えします。

この記事を書いている僕は、独学でプログラミングを勉強してIT業界に転職しました。WEB制作の仕事やアフィリエイトでPHPを覚えました。

PHPはプログラミング初心者の独学に最適ですが、プログラミング経験が少ないと苦労すると思います。

PHPができれば、人気のCMS「WordPress」もカスタムできるようになります。

今回は、「初心者がPHPを独学でWEBプログラミングできる」を目標にします。

PHP独学のロードマップ

僕が実際に役立ったPHP独学のロードマップを紹介します。

PHPはそれ単体で使われることが少なく、マークアップ言語やスタイルシートなどと一緒に使うことがほとんどです。

僕が実際に勉強して、この順序なら無理なく覚えられるロードマップがこちらになります。

  1. HTMLとCSSを勉強する
  2. JavaScriptを勉強する
  3. PHPの基礎を勉強する
  4. PHPで簡単なWEBアプリケーションを作る
  5. データベースを使ったWEBアプリケーションを作る
  6. オブジェクト指向を理解する
  7. セキュリティ対策
  8. PHPのフレームワークを使ってみる
  9. WordPressでブログを作る
PHP独学は体系立てた勉強をすることで効率よく習得することができます。

今回はPHP独学についてなので、3以降についてフォーカスしていきます。

PHP独学におすすめの参考書

PHPの独学で使うべきおすすめの参考書は3冊になります。

いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~

初心者向けのPHP本で、初めてプログラムを勉強する人にもわかりやすいです。

データベースのMySQLまでカバーしているので、WEBプログラミングに必要な知識を一通り理解することができます。

内容は2011年のもののようで、今のプログラミングに比べると古い印象がありますが、初心者向けの本ではわかりやすいので、初めてPHPを学習する人の最初の1冊としてはおすすめです。

ただ絶対に買う必要はなく、後ほど紹介するオンラインの「Progate」で代用できます。

パーフェクトPHP

PHPを深い部分まで理解することができる、中級者におすすめの参考書です。

特に後半のフレームワーク実践は、今のプログラミングの主流である「フレームワーク」の知識が身につく良い内容です。

中級者でも難易度が高いと感じる箇所もありますが、1冊完読すればPHPを自在に使えるレベルになります。

もちろんセキュリティ対策の説明もあるので、実務的な実力をつけることが可能です。

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方

PHPだけではなく、Webアプリケーションの脆弱性について説明しているセキュリティ対策のバイブルです。

かなりボリュームはあるのですが、内容がわかりやすく中級者以上であれば納得いく出来になっています。

セキュリティ対策の本は他にもありますが、個人的にはこれ1冊を熟読することをおすすめします。

PHP基礎の独学勉強法

PHPの基礎を勉強する最も効率的な勉強法は、オンラインの「Progate」を利用することです。

Progateはオンラインのプログラミング講座で、基礎講座なら無料登録で利用できます。

PHPⅠのコースだけでも、基礎となるPHPの文法やプログラミングの考え方(アルゴリズム)を学習することができます。

Progateの良いところは、PHPを動かす環境構築をする手間がないことです。

PHPの環境構築で躓く初心者も多いです。

初心者は一つのことに集中したほうがよいので、まずはプログラミングのコーディングがすぐできる状態から始めたほうがレベルアップできます。

初心者の方はどんどんコードを書いたほうが実力が付くので、環境構築不要なProgateで効率的に勉強しましょう。

無料で使えるオンライン講座でPHPの基礎は覚えられます。文法などの基礎を勉強したら、あとはWEBアプリをどんどん作っていくと時ステップアップできます。

PHPの基礎的な勉強は2週間~1ヶ月位を目安にしましょう。

1回だけだと理解できないことも多いので、何度か復習してください。基礎が理解できたら、次はオブジェクト指向に移りましょう。

PHPで簡単なWEBアプリケーションを作る

PHPの基礎が理解できたら、簡単なWEBアプリケーションを作ることでPHPでできることがわかってきます。

独学で最初におすすめのWEBアプリケーションは、「お問い合わせフォーム」です。

僕もPHPの基礎が終わってから、お問い合わせフォームを作ってPOSTやセッションの考え方を理解できました。

ですが、「お問い合わせフォーム」をいきなり自分で考えて作るのは簡単ではないので、ネットや参考書のサンプルを参考にしましょう。

サンプルを見て、どんなことができるのか理解できれば、あとは自分で項目を追加したりと応用をしてみてください。

お問い合わせフォームが自作できればPHPの使い方の幅がグンっと広がります。僕も自作できたころには、フォーム以外にも自分で簡単なアプリを作れるようになりました。

ただ、最初は難しいので人のソースコードをそのまま使って、どんな動きをするのか確認しながら勉強しましょう。

プログラミングは人のソースコードを読むのも勉強になるので、一つ一つじっくりと理解してください。

データベースを使ったWEBアプリケーションを作る

データベース操作が理解できれば、PHPを使ったWEBアプリの基本は完了です。

ショッピングサイトなどを使ったことがある人も多いと思いますが、顧客のデータや商品のデータを格納するのにデータベースを使うのが一般的です。

データベースは単体で勉強するより、PHPと連携して覚えたほうがイメージがつきやすいので一緒に覚えましょう。

PHPのWEBアプリケーションもデータベースと連携するのが一般的で、ここまでできれば一通りのWEBアプリを作る基礎知識が身につきます。

僕もデータベースを理解するのにかなり苦労したのですが、難易度が高いので、いきなり全てを覚える必要はありません。

初心者の方は、最初は掲示板などのWEBアプリケーションを作るのがおすすめです。僕もネットの掲示板サンプルを使ってデータベース操作を覚えました。

データベース操作はPHPを使ったWEBアプリケーションに欠かせません。

データベースを使ったWEBアプリケーションができれば、プログラマーとして仕事ができるレベルと言えます。

オブジェクト指向を理解する

オブジェクト指向はプログラミングの必須知識で、どのプログラミング言語にも応用できます。

オブジェクト指向はプログラミング初心者の方にはわかりにくいことなのですが、プログラミングの現場で普通に使われる考え方になるため覚えておくと非常に役に立ちます。

ですがオブジェクト指向の考え方は難しく、僕も使えるようになるまで苦戦しました。

勉強法ですが、先ほど紹介したProgateで、PHPのオブジェクト指向講座があるので利用しましょう。

おそらくすぐには理解できないので、まずはオブジェクト指向の概念を覚えることから始めて下さい。
オブジェクト指向が理解できたら、PHP中級レベルといっても良いでしょう。

今のプログラミング言語はオブジェクト指向で作るWEBアプリケーションが多く、PHPの現場もほとんどオブジェクト指向で開発しています。

次に説明する「フレームワーク」を覚えると、オブジェクト指向を使って効率的な開発ができます。

PHPのセキュリティ対策も勉強しましょう

今のPHP開発で欠かせないのですが、個人情報の取り扱いや、外部からのアタックなど、セキュリティ対策をしっかりとする必要があります。

PHPのセキュリティ対策は中級者以上になるので、データベース操作が理解できた頃から意識しておくと良いでしょう。

セキュリティは難しいのですが、今はペネトレーションテストと呼ばれるセキュリティテストを導入している企業も多いです。

PHPプログラマーになるのであれば、こうしたテストを通過するプログラムを作らなければなりません。

ただ心配する必要はなく、セキュリティ対策もきちんと勉強すれば対策できます。

PHPセキュリティの勉強は、先ほどの参考書で紹介した「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」が具体的なサンプルがありわかりやすいです。

著者の徳丸さんは、セキュリティで有名なEGセキュアソリューションズの代表でセキュリティのスペシャリストです。

僕もPHPプログラミングをしていますが、セキュリティ対策についてはこの本を参考にさせて頂いています。PHPプログラマーだけではなく、Webサイトに関わっている人に読んでほしい良書です。

セキュリティは内容が難しいですが、プログラマーなら必ず勉強しておいて欲しいことです。

PHPのフレームワークを使ってみる

フレームワークが理解できると、PHPでWEBアプリを作る開発スピードが格段に上がります。

実は現場で素のPHP(PHPをゼロから作る)で開発することはほぼありません。

  • セッション管理
  • データベース操作
  • セキュリティ対策

フレームワークを使えば、PHPをゼロから作ると面倒なこうした処理が簡単に使えるようになります。

僕もPHPの開発ではフレームワークを使っていますが、作業効率が格段に上がります。

データベース操作やオブジェクト指向まで理解できたら、フレームワークにチャレンジしてください。

PHPのフレームワークにはいくつか種類があるので、以下を参考に興味があるものを使ってみて下さい。

フレームワークが使えるようになればPHPで仕事ができるレベルと言えます。ちなみに一つのフレームワークを覚えれば、他のフレームワークにも応用できます。

PHPの独学では、ここまでやればセミプロレベルと言えます。

あとは経験を積んでいけば、フリーランスとしても食べていけますよ!

WordPressでブログを作る

PHPプログラマーで需要が高い仕事に、「WordPress」の案件があります。

WordPressは企業のホームページからブログまで、世界的に使われている人気のCMSです。

PHPのプログラミングができるようになったら、WordPressを使ってブログを書くのもおすすめです。

  • PHPのスキルアップ
  • 忘備録の技術ブログ
  • アフィリエイト

ブログを書くだけではPHPのスキルアップはしませんが、WordPressをカスタムすることでPHPの勉強になります。

また僕もこのブログでアフィリエイトをしているのですが、プログラマーの副業としてアフィリエイトもできます。

アフィリエイトをすると、SEOやWEBマーケティングの勉強にもなるのでWEBを極めたい人にもおすすめです。

PHPフレームワークのおすすめをWEB系プログラマーが紹介

PHPのフレームワークって何?使うメリットを知りたい。今はどんなPHPフレームワークが需要あるの?

システムエンジニアがこの悩みにお答えします。

この記事を書いている僕は、WEBコンサルタント兼SEとしてシステムやマーケティングを担当しています。PHPのフレームワークも一通り使ったことがあり、お気に入りはLaravelです。

PHPプログラマーを目指すならば、フレームワークは必ず学習したほうがいいです。

僕は現在、WEB系システムエンジニアとしてPHPの仕事もしていますが、周りのエンジニアもフレームワークかWordPressのどちらかを使うのが一般的です。

需要が高く人気のPHPフレームワークを紹介します。

PHPフレームワークで開発するメリット

フレームワークを使うとPHPのプログラミング開発期間を格段に短縮できます。

プログラマーにとって怖いことは、納期に間に合わないことです。

プログラミングは楽しいものですが、一から作成するとなると、それなりに時間がかかってしまいます。

  • フォームの作成
  • バリデーション(入力チェック)
  • ページネーション
  • セッション管理

こうした機能を一から作るとなると時間がかかります。

PHPのフレームワークは、こうした良くある機能を簡単に実装することができるのです。

フレームワークに実装されているライブラリを使うことで、一から作るよりも圧倒的に早く、そして簡単に組み込めるのがフレームワークの大きなメリットになります。

しかもプログラミングで大事なセキュリティ対策も、フレームワークを使うことで実装できるのです。

セキュリティ対策は、自分でコードを書くと見落としてしまうこともあるので、その意味でもPHPフレームワークを利用するメリットは大きいです。

PHPのフレームワークは、効率化によって仕事の幅を広げてくれます。

PHPフレームワークは一つ覚えれば応用できます

PHPのフレームワークを学習した人ならわかるのですが、実はフレームワークは似ている設計思想のものが多いです。

僕も仕事で数多くのPHPフレームワークを使いました。

  • CakePHP
  • Symfony
  • Laravel
  • Codeigniter
  • FuelPHP
  • Kohana
  • Slim
  • Zend Framework

これらのフレームワークは、MVC(モデル、ビュー、コントローラー)と呼ばれる設計で作られています。

この基本設計が理解できていれば、新しいPHPフレームワークを短時間で使えるようになります。

例えば僕は昔、Codeigniterを勉強したので、その派生であるFuelPHPもすんなり理解することができました。

また人気が高いLaravelは、昔から使われているSymfonyというフレームワークをベースにしているので、Symfonyを利用したことがある人ならば理解が早いです。

PHPのフレームワークは一度勉強すれば、他のフレームワークにも応用できます。まずは一つ得意なフレームワークを作りましょう。

最初の学習コストは高くなりますが、汎用性があるので絶対に覚えておいたほうが良いです。

PHPのフレームワークを比較

僕がWEB制作で使ったフレームワークについて、それぞれの特徴やどの程度の規模の開発向けかなどを紹介します。

※今でもPHP案件でよく見るフレームワークだけにしました。(KohanaやZend Frameworkはほとんど見ることがなくなったので、そういったものは省いています)

Slim

開発規模 小規模
PHPレベル 初級~中級
学習コスト

聞いたことがないプログラマーも多いかもしれませんが、個人的に今一番お気に入りのPHPフレームワークです。

Slimは軽量なPHPフレームワークで、機能も最低限のもので構成されているので初級者にも学習しやすいおすすめのフレームワークになります。

数多くの機能を搭載するフルスタックフレームワークとは違い、覚えることが少ないので無理なく学習できます。

ドキュメントも読みやすく、恐らく1日~数日でPHPのアプリを構築することができるようになるでしょう。

学習コストも抑えられるので、PHPのフレームワークをちょっと勉強してみたいという人にもおすすめですよ。

公式サイト:Slim

CodeIgniter

開発規模 小規模~中規模
PHPレベル 初級~中級
学習コスト

CodeIgniterも軽量で学習コストが抑えられるPHPフレームワークとして人気が高いです。

Slim同様、規約が少なく使い勝手が良いのでPHP初心者の人におすすめできるフレームワークです。

このCodeIgniterを参考にしたというPHPフレームワークも多く、覚えておくと学習の幅が広がるのでお勧めです。

人気のレンタルサーバ(xserverやさくらレンタルサーバー)にも簡単にインストールができるので、PHPのフレームワークを実際に動かして勉強したい人も利用しやすいメリットがあります。

昔からあるフレームワークなので、ネット上にドキュメントが多いのも初心者におすすめできるポイントです。

公式サイト:CodeIgniter

FuelPHP

開発規模 小規模~中規模
PHPレベル 初級~中級
学習コスト

CodeIgniterの派生で生まれたフレームワークで、一時はかなり人気が高く使っているPHPプログラマーも多かったです。

軽量のフレームワークで、フレームワーク初心者の方にも理解しやすい構造になっています。

小規模な開発に強く、ドキュメントやネットの情報も豊富なので使いやすいです。

ただ最近は人気も落ちてきているので、小規模のフレームワークならSlimなどの方がおすすめです。

以前は人気が高かったフレームワークのため、FuelPHPで作ったWEBアプリもまだ残っています。

公式サイト:FuelPHP

Laravel

開発規模 小規模~大規模
PHPレベル 中級以上
学習コスト

仕事としてPHPを使うのであれば、選ぶフレームワークはユーザー数が多いLaravelを利用するのが今一番おすすめです。

利用しているエンジニアが多いということは、それだけ信頼されているフレームワークということです。

豊富なライブラリや見やすいソースコードなど、初中級者にありがちなスパゲッティコードを防ぐことができます。

また利用者が多くネットにドキュメントが多いので、中級者以上のプログラマーなら利用しやすい条件が揃っています。

先ほど初心者向けで紹介したフレームワークよりも、案件数が圧倒的に多いので仕事の幅が広がります。

Laravelの人気はしばらく続きそうなので、PHP学習者なら一度は触れてみるべきフレームワークです。

Laravel

CakePHP

開発規模 中規模~大規模
PHPレベル 中級以上
学習コスト

日本の案件では昔から利用されているPHPフレームワークです。

規約の縛りがあり、大規模開発に向いているフレームワークですが、最近はLaravelの人気に負けている感があります。

ただCakePHPで作っているWEBアプリケーションは多いので、仕事でPHPを使うなら覚えておいて損はないでしょう。

自由度はありませんが、規則に則ったプログラミングをする勉強としてCakePHPは優秀なので勉強する価値はあります。

公式サイト:CakePHP

Symfony

開発規模 中規模~大規模
PHPレベル 中級以上
学習コスト

SymfonyもCakePHP同様に、中規模以上の案件で使われることが多いPHPフレームワークです。

ただ個人的にですが、Symfonyで作っているPHPのWEBアプリケーションを見ることは少なくなってきた印象があります。

無理して覚えるほどでもないですが、Symfonyを参考にしたフレームワークも多いので、PHPフレームワークの勉強に選ぶ価値はあります。

実際に触れてみるとわかりますが、他のフレームワークより難易度が高く、学習コストが高くなるので最初に勉強すべきではありません。

公式サイト:Symfony

PHPフレームワークおすすめ【最新情報】

開発規模や学習コストでPHPフレームワークを比較しましたが、案件数や汎用性を考えるとLaravelが一番おすすめのPHPフレームワークと言えます。

「PHP フレームワーク」などでネット検索をしても、ほとんどのサイトがLaravelを推しています。

プログラミングで個人的に参考にしている以下のプログラミング向けサイトやアフィリエイトでも推奨しているほど、現在のPHPフレームワークの主流はLaravelになります。

もちろんPHPフレームワークにはトレンドがありますが、しばらくはLaravel人気が続くことが予想できます。

  • Laravelを利用しているエンジニアが多い
  • ドキュメントが豊富
  • Laravelの仕事が増えている
  • ソースコードが読みやすい

僕もLaravelを使った案件を担当したことがありますが、特にデメリットを感じることはありませんでした。

Laravelが使えるようになれば、他のフレームワークも低い学習コストで覚えられるので心配いりません。

初心者にはSlimやCodeIgniterといった軽量のフレームワークがおすすめですが、ある程度フレームワークのことが理解できたらLaravelを勉強すると良いでしょう。

フレームワークが使えるようになると、開発効率が圧倒的に良くなります。

自作でPHPフレームワークを作ってみる

自作でPHPフレームワークを作ってみると、フレームワーク特有の考え方を理解できるようになります。

フレームワークは便利なのですが、ルーティングやライブラリ呼び出しの仕組みなどがわからないと、バグが出たときの修正に苦労します。

フレームワークを自作すると、MVC構造やルーティングの基本を覚えることができるので、PHPのレベルアップにつながります。

自分で一からフレームワークを作ってみると、PHPのスキルも上がりますし、メリットだらけなので是非チャレンジしてほしいです。

ただ独自で開発するとセキュリティのバグなどが発生するリスクが高いので、現場などではLaravelなどのオープンソースを利用したほうがいいでしょう。

自作フレームワークは、あくまで勉強用にしておくのがおすすめです。

他のプログラマーに引き継ぐときなども、ドキュメントがしっかりしていないとフレームワークのメリットを活かせないので過信しないようにしましょう。

JavaScriptを独学で習得!基礎からjQueryまでマスターできる勉強法

JavaScriptはWEB制作では必須と言えるほど需要が高く、WEBプログラマーを目指すなら必ず学習して欲しいプログラミング言語です。
JavaScriptは独学でも習得しやすいプログラミング言語で、使えると就職や転職で有利になります。
独学でも勉強できるJavaScriptですが、初心者の方は勉強法を間違えると挫折する可能性もあります。

その理由としてJavaScriptは様々な使い方ができ、独学の場合、参考書や学習サイト選びを間違えると全く理解できないからです。

そこで今回は、プログラミング初心者向けのJavaScriptの勉強法を紹介します。

JavaScriptをこれから勉強したい、現在JavaScriptを勉強中だがよくわからない初中級者向けの内容になります。

JavaScriptを独学で勉強する初心者に覚えておいて欲しいこと

JavaScriptを独学で勉強する時に覚えておいて欲しいことに、JavaScriptはそれ単体で使うことは少ないという事実です。
WEB系のプログラミング言語の特徴になるのですが、JavaScriptはHTMLやCSSと一緒に使うことが圧倒的に多いです。
もちろんJavaScriptだけでWEBサービスを作ることもできますが、需要としてはHTMLやCSSとセットになるのが一般的です。

そのため独学で勉強する初心者の方は、JavaScriptと一緒にHTMLやCSSを勉強することをおすすめします。

またレベルが上がってきたら、PHPやJavaScriptといったプログラミング言語との連携も覚えておくと仕事につなげやすくなります。

JavaScriptはとても需要が高いのですが、それ単体でプログラムをすることは少なく、他のスキルも必須になることを覚えておいてください。

JavaScriptを独学で始める勉強法【環境構築の方法を比較】

JavaScriptの独学で最初に必要になることは、JavaScriptを実行できる環境をつくることになります。

参考書などの本を読むことから始めてもいいのですが、プログラミングスキルは実際に動かさないと身に着きません。

そのため、最優先でJavaScriptを動かせる環境を作るところから始めましょう。

JavaScriptを動かす環境構築の方法について、いくつか紹介するので参考にして下さい。

パソコン(ローカル上)で動かす

おすすめ:★★★★★

JavaScriptはPHPやPythonなどのプログラミング言語と違い、あなたが普段使っているパソコン上で簡単に実行することができます。

JavaScriptの実行方法は、HTMLファイルに直接書いたり、JSファイルを作成してHTMLで読み込むなどの方法があります。

ローカルで動かす場合は、WindowsやMacの違いもないので初心者の方でも簡単にJavaScriptを動かすことができます。
面倒な作業もなくお金もかからないので、初心者の方に一番おすすめの方法になります。
初心者向けの参考書であれば、JavaScriptを動かすフローがかいてあります。

独学でもそれほど難しくないので、まずは自分のパソコンのローカル上で動かしてみましょう。

レンタルサーバーを借りる

おすすめ:★★★

お金がかかるのでハードルは上がりますが、将来的にWEBの仕事をしたいのであればおすすめの方法です。

レンタルサーバーは、中小企業のWEB制作会社が良く使うホームページ公開用のサーバーになります。

JavaScriptの勉強だけであれば、正直に言うと無理にレンタルサーバーを借りる必要はありませんがメリットもあります。
レンタルサーバーでWEBの仕組みが理解できれば、就職や転職に必ず役に立ちます。
実際にインターネット経由でJavaScriptの動き確認ができるので、ただパソコンで勉強するよりもためになることが多いです。

一緒にFTPの使い方などを覚えれば、より実践的なWEBの勉強ができます。

今はコストが安いレンタルサーバーも多く、個人で借りてブログを作っているエンジニアやデザイナーも増えています。

jQueryの学習もJavaScriptの独学には欠かせません

JavaScriptの独学で覚えておいて欲しいことに、jQueryの存在もあります。

jQueryはJavaScriptのライブラリで、今のWEB制作では最も使われているJavaScriptのライブラリになります。

このjQueryが便利な理由は、1から作ると面倒なプログラムを数行書くだけで完了させることができるからです。

よくあるスライダーやフェードなどのアニメーション処理は、JavaScriptで一から作るのはけっこう大変です。

ですがjQueryを使えば簡単に組み込むことができるのです。

WEBデザイナーの方など、プログラミングがわからない人でも、jQueryを使えば簡単にアニメーションを実装できます。

あまりに簡単にできるので、JavaScriptを覚える必要はないのでは?と思うかもしれません。

ですがJavaScriptを知らないと、ちょっと動きを変えたいといった要望に対応することができません。

JavaScriptを独学で使いこなせるようになると、jQueryの応用力も身に着くのでどちらもしっかりと学習しましょう。

JavaScriptの独学におすすめの学習サイト【入門レベル】

JavaScriptの独学は、参考書を使っての勉強かネットの学習サイトを使っての勉強がおすすめです。

最近はネットの学習サイトも動画を使ったわかりやすいものも多いので、初心者の方はそういったサイトを利用しながら勉強してみて下さい。

独学でもできるJavaScript初心者におすすめの学習サイトと参考書を紹介します。

JavaScriptは基礎がわかれば、独学でも学習スピードを一気に伸ばすことができます。

ドットインストール

ドットインストールはJavaScriptの講義が充実しており、特に実際に自分で制作物を作ってみる実践系の講義が充実しています。

JavaScriptのより実践的なスキルを身に着けたい人にもおすすめでです。

実際に制作物を作ることが出来なければJavaScriptのスキルはなかなか上がりません。

しかし、JavaScriptでどんなものを作れば良いかわからない人も多いでしょう。

そんな制作物の例が浮かばない初心者の方にも、ドットインストールは便利です。

ドットインストール

JavaScript入門 – パズルネット智慧

パズルネット智慧は、一切プログラミングをしたことが無い人でもわかりやすくをテーマとしたJa学習サイトです。

かなり深い所まで追及されているので、JavaScriptの初中級者におすすめです。

専門用語を使わずにかんたんな言葉を使って解説されているので、ITに関する知識が無い初心者でも手軽に専門的な知識を身に着けることができます。

数学的な解説も行われているので、これからJavaScript以外の言語を学ぶにあたっての基礎力も身に着きます。

パズルネット智慧

JavaScriptリファレンス

JavaScriptに限らず、どの言語においても基本的にリファレンスは存在します。

JavaScriptリファレンスに書かれている情報はJavaScriptの開発元であるMozillaが制作しているので、どのサイトよりも確実な情報が記載されている点が魅力です。

デメリットは、専門用語を使って解説されているので、初心者だと内容を理解するのに時間がかかってしまうことです。

そのためJavaScriptの初中級者向けになります。

実際に業務を行うにあたってわからないことが出てきた際に、まずリファレンスの情報を参考にするエンジニアも多いです。

JavaScriptリファレンス

Uhyohyo.net

「初級者から中級者になろう」がテーマのJavaScript入門サイトで、DOMやオブジェクト指向などといったより深い知識が身に着けることが出来ます。

JavaScriptの基本が出来ていることが前提となっているので、内容が理解できなかった場合は、初中級者向けまでのレベルのサイトでJavaScriptの基礎を学びなおさないと少し辛いかもしれません。

わからない部分があった場合、Twitterやメールでサイト運営者に直接質問できる点も便利です。

Uhyohyo.net

Progate

実際にJavaScriptのコードを書きながらプログラミングを学ぶことができるのが、Progateの魅力です。

HTMLやCSSと違ってJavaScriptはループ処理などが出てきて挫折してしまう人が多いですが、Progateなら実際に手を動かしてJavaScriptに触れられることから、挫折しにくいという点が便利でしょう。

実際に制作物を作るというよりは、HTML・CSS以外の言語で引っかかりやすい条件分岐とループ文の2つを中心にJavaScriptの基礎を知るための内容となっています。

デメリットは無料会員登録が必要なことですが、初心者向けの教材としておすすめできます。

Progate

Schoo

こちらは有料のサイトです。

初心者向けのHTML・CSS講座も取り扱っているので、その延長でJavaScriptを学ぶ人も多いです。

基本的に980円の有料プランに加入しないと、JavaScript関連の講義を視聴できないのがデメリットです。

ただ内容は充実しているので、お金を払う価値はあるでしょう。

JavaScript以外にも、PhotoshopやIllustratorなどWebデザイン関連の初心者向け講義が充実しているので、これからオシャレなWebサイトを作りたい人におすすめです。

Schoo

JavaScript初中級者がステップアップするためには

JavaScriptの初心者~中級者向けのおすすめのサイトと参考書を紹介しました。

JavaScriptの独学で初中級者がステップアップするためには、より「実践的な実力」をつけることが必要です。

一番良いのはJavaScriptを使ってるWEB制作の現場で仕事をすることになります。

ですがJavaScriptだけを扱えるエンジニアを募集している企業は少ないので、やはりその他のスキルも身につけることが重要です。

JavaScriptを扱うエンジニアとしては

  • WEB系のフロントエンジニア
  • デザイナー

のどちからが初心者エンジニアの方にはおすすめです。

フロントエンジニアとして、PHPやPythonといったプログラミング言語とともにJavaScriptを使うとスキルアップすることができます。

最近ではJavaScriptのフレームワークを使った現場もありますが、初心者向けではないのでおすすめはできません。

もう一つの方法として、WEB系のデザイナーになるのもおすすめです。

WEBデザインをしながら、HTMLやCSSを使ってコーディングすることで、JavaScriptを使う機会も増えてくるからです。

ただエンジニアとしてスキルが身につくのは、圧倒的に前者のフロントエンジニアです。

将来的な道も考えながら、就職や転職でJavaScriptのスキルを磨くことも検討してください。

JavaScriptを使ったWEBサイトの需要はまだまだこれからも伸びるので、独学で基本的な知識を身につけて、実務でスキルアップしてください。

独学で難しいと感じたらプログラミングスクールでJavaScriptを勉強しましょう

JavaScriptは独学でも学習できるプログラミング言語ですが、初心者の方には少し難しいと感じると思います。

またJavaScript単体で使うことは少なく、HTMLやCSSといったWEBの知識も必要になります。

サーバサイドのエンジニアを目指すのであれば、WEB系のプログラミング言語の勉強も必要です。
JavaScriptを独学で勉強する場合は、その他にも覚えておいた方が良いスキルがいくつかあります。
JavaScriptを独学で勉強してWEB系の仕事を目指すのであれば、WEB系に強いプログラミングスクールを利用するのもおすすめです。

WEB系に強いプログラミングスクールであれば、必要な技術を全て勉強することができるからです。

昔はプログラミングをスクールで学ぶことは、授業の質が低く考えられませんでした。

ですが現在はプログラミングスクールの競争化が激しくなり、各校の質が上がり良い状況になっています。

昔は少しプログラミングをかじった程度の講師が教えているスクールもあったようですが、最近のプログラミングスクールは即戦力になる人材を育てるためカリキュラムがしっかりしています。

jQueryを使った実践的なプログラムなど、WEB制作会社で即戦力になる力が身に着きます。

もちろん独学でJavaScriptを勉強するのも良いですが、現場を知っているプロの教師に学ぶことで、より深い知識を手に入れることができます。

あくまで一つの選択肢ですが、JavaScript初心者が効率よく勉強できる方法として、プログラミングスクールも考慮して良いと思います。

プログラミングスクールは通学型とオンラインがありますが、自宅で学習できるオンラインの方が柔軟に勉強できるのでおすすめです。

Python独学 プログラミング初心者がステップアップできる入門レベルの本と勉強法

Pythonは注目度が高く、初心者の方が最初に選ぶプログラミング言語として人気が上がっています。

未経験エンジニアが、独学でPythonを勉強してIT業界に就職・転職しているケースも増えてきました。

PythonはWEBシステムで使われることが多く、初心者でも学習しやすいプログラミング言語になります。

ですが同じWEB系のプログラミング言語であるPHPなどに比べると、学習コストはそこまで高くありません。

特にプログラミング未経験の初心者の方は、独学でどうやって勉強すれば良いかわからず挫折することも多いと思います。

今回はプログラミング初心者が、独学でPythonを使った仕事ができるレベルになれた勉強法を紹介します。

Pythonを独学で勉強する時に気をつけるべきこと

まずプログラミングをやったことがない人は、独学でプログラミング言語であるPythonを覚えることが難しいと思うかもしれません。

確かに複雑なWEBプログラミングを作成するのは、Python初心者には難しいと思います。

ですが最初から高度な勉強をする必要はなく、独学の場合は簡単なプログラミングから始めることをおすすめします。

物事には段階があり、Python初心者は入門から一つずつ階段を上る勉強をすることが大事になります。

私は1冊目に口コミ評価の高い参考書を読んで勉強しましたが、中級者向けだったらしく3日で挫折してしまいました。

その後、難易度の低い自分のレベルに合った参考書で勉強することで、Pythonを独学でも理解できるレベルにまでなることができました。

ですのでPython初心者の方は、最初から難しいことをするのではなく、簡単なプログラミングから始めることをおすすめします。

Python初心者はまず環境を作ることから始めること

Python入門レベルの人が独学で最初にすべきことは、Pythonを実行できる環境をつくることになります。

初心者の方が最初に陥る挫折要素は、どうやってプログラムを実行する環境を作るかになります。

プログラミングはパソコンがあれば独学で勉強できますが、パソコンに最初からプログラムを実行できる環境が用意されているわけではありません。

自分でPythonのプログラムを実行する環境を作らなければならないのです。

※PythonをWEBシステムとして動かすためには、WEBサーバやDBサーバの構築など必要なことあります。

こうしたPython以外にも、必要な設定が初心者を悩ませます。

こうしたサーバの構築方法について、いくつか紹介するので参考にして下さい。

ネットを見てPythonが動作する環境を構築

おすすめ:★★★

環境を作る一つの方法はドットインストールなどを見る方法がなります。

こうしたサイトは丁寧に解説してあり、初心者の方でも無理なくPythonの環境を自分のパソコンに作ることができます。

ただし手順通りに作業しても、上手くいかない時があります。

これはパソコン(WindowsやMac)のバージョンや設定にもよるのですが、初心者の方がここで躓くとPythonって難しいとなり挫折してしまいます。

こうした手順通りに行って上手くいかない状況を解決することは、正直に申し上げると初心者には難しいです。

将来的にはこうしたエラーを解決する力が必要になりますが、初心者の方はまだこのレベルに達していません。

初心者向けのPython参考書を読む

おすすめ:★★★

もしどうしても環境が作れない場合は、初心者向けの参考書で勉強することをおすすめします。

面倒な環境設定なども付属CDなどで簡単にインストールできるので、初心者が躓くところを回避することができます。

ただこちらもインストールしても動かないという口コミがあるので、動作しなかったためPythonの勉強を止めてしまう人もいるのは残念です。

レンタルサーバーを借りる

おすすめ:★★★★

Pythonを自分で動かすための環境構築は、プログラミング初心者の方にはかなりハードルが高いです。

そこで現役プログラマーとしておすすめの方法は、レンタルサーバーを借りることです。

レンタルサーバーは、Pythonが動く環境ができているのでWEBサーバやデータベースの構築と言った面倒な作業が不要になります。

しかも実際にインターネット経由で確認ができるので、パソコンで勉強するよりも実践的なことができます。

レンタルサーバーであれば、Pythonだけに集中できるので、初心者のプログラミング学習に最適と言えるでしょう。

もちろんサーバー周りの知識も重要ですが、初心者はまずプログラミングにだけ集中することが上達の秘訣です。

無理に全てを行おうとせず、できるだけ楽をすることも覚えましょう(実際に現場に出ると、手際よく作業をすることも覚えないと苦労します。)

レンタルサーバーのデメリットは、色々なサーバー会社からどこを選べばよいか迷うことと、お金がかかることですが、それ以上に初心者のメリットが大きいと感じています。

Python入門レベルの独学勉強におすすめの学習サイト

Pythonを実行する環境を作ることができたら、実際にPythonを動かしてみると独学でも学習スピードが上がります。

※書籍を読むだけの勉強は、作業効率が悪いのでPython初心者の方は実際にコードを書いて勉強することをおすすめします。

ただいきなりコードを書くと言っても、何から始めたら良いかわからないと思います。

Pythonと一言で言っても、できることは数多くあるので何から始めるのかは重要になります。

特に入門レベルの初心者は、基礎からしっかりと勉強できる手順書が必要になります。

そこで独学でもできるPython初心者におすすめの学習サイトと参考書を紹介します。

Pythonは基礎がわかれば、独学でも学習スピードを一気に伸ばすことができます。

ですが初心者の場合、この基礎を理解するまでに時間がかかるか、途中で挫折してしまいます。

そこで今回はPython初心者の人が、挫折せずに独学で勉強できるおすすめの学習サイトを紹介します。

ドットインストールPython入門(Python3)

ドットインストールは、初心者向けの動画でPythonを勉強できるサイトです。

2~3分程度の動画が公開されていて、Pythonでどんなことができるのかを簡単に紹介しています。

本来、有料で全31回ですが、1回~5回までは、無料公開されているので、まず、Pythonがどんなものかを確認するには、十分な内容です。

ただし1回、2回見ただけでは身につかないので、実際に自分でコードを書いて覚えることが必要です。

ドットインストール

Python Japan

プログラミング初級者向け~中級者向けで、初めてPythonを勉強するのであれば、押さえておきたいサイトになります。

各OSの環境に応じた構築ガイドや、有志による公式ドキュメントの日本語訳も掲載されています。

日本のPythonコミュニティやメーリングリストなど、技術者間の交流などもあるので、初心者から中級者まで幅広く利用できるサイトです。

Python Japan

Python入門

プログラミング初中級者向けで、環境構築から基本的な構文まで詳しく書かれているサイトです。

ただ、環境構築については、ある程度PC操作に関する知識も必要になるので、プログラムや環境構築の経験がないと少し難しく感じるかもしれません。

ある程度、ほかの言語などプログラムを経験したことがある方であれば、Pythonを独学でも十分理解できる内容になっています。

Python入門

Python-izm

プログラミング初級者向け~初中級者向けで、Pythonの入門編、基礎編、応用編、豆知識と各レベルに応じてサイトが整理されていて独学でも勉強しやすいです。

入門編では、「Python」から「インストール」「他言語との比較」などがわかりやすくまとめられています。

基礎編では、各コードの記述と実行結果が処理ごとに乗っています。

応用編では、関数、メソッド、クラスなど詳しく書かれています。

全体的にサンプルコードが多くあるので、初心者の方の勉強に最適だと思います。教材としての動画なども充実しています。

Python-izm

Python学習講座

プログラミング中級者向けになりますが、Pythonの概要をある程度分かった人向けの独学サイトです。

入門編としてPythonとはやインストール方法などに触れられていますが、初心者向けの内容ではない印象です。

現役のPythonエンジニアの方が実際に仕事で使っている内容を整理してまとめられているので、実践で使える情報が多く掲載されています。

Pythonを理解しているプログラマにとっては押さえておきたいサイトです。

Python学習講座

paizaラーニング

プログラミング初級者向けで、有償での会員登録が必要ですが、3分程度の動画でPythonのプログラムが学べるので空き時間を利用して学習したいときには使えるサイトです。

一部、無料でも公開しているので、まずは、無料公開部分を確認してから有料版を検討してみるのがおすすめです。

パソコンとブラウザがあれば、環境構築不要で学習できるのはメリットです。

また、就職、転職対策を行っているのも上記、他のサイトと一線を画しています。

paizaラーニング

Python初中級者がステップアップするためには

Pythonの初心者~中級者向けのおすすめ本を紹介しました。

Pythonの本で勉強した初中級者がステップアップするためには、より「実践的な実力」をつけることが必要です。

一番良いのはPythonを使ってる現場で、プログラミングの仕事をすることになります。

現役プログラマーとして感じているのは、プログラミング能力は毎日行えば間違いなく上達するということです。

仕事でプログラミングをすれば、1年後にはプログラミングが自由に使いこなせるレベルになっています。

Pythonを勉強してもっとスキルアップしたいと思ったなら、就職や転職でスキルを磨くことも検討してください。

需要が高いPythonは未経験でも採用してくれる優良企業もあるので、そういったところで働けば収入を得ながらスキルアップができます。

フリーランスとして働く方法もありますが、スキルが不足しているプログラマーが案件をもらうのは簡単ではありません。

ただ、ある程度までスキルアップしたら、独立してフリーランスとして働くことも視野に入れてもいいと思います。

また、プログラミングで食べていく自信が持てないのであれば、スクールを使ってPythonを勉強するのもおすすめです。

今のプログラミングスクールは、昔に比べて実務的なカリキュラムになっているので、完了すれば現場で働ける基礎力を身につけることができるからです。

Pythonは需要が高く、しかも独立して働くこともできるプログラミング言語です。

Pythonを使ったWEBサイトの需要はまだまだこれからも伸びるので、独学で基本的な知識を身につけて、実務でスキルアップしてください。

Python初心者が覚えておきたいWebの知識

今回はPython入門レベルの初心者におすすめの学習サイトや参考書を紹介しましたが、現役Pythonエンジニアとして、Pythonを勉強する場合に他にも勉強しておいた方がいいものがあるので紹介します。

  1. HTML
  2. CSS
  3. JavaScript

この3つは、WEBに欠かせない技術で、覚えておいた方が仕事の幅が広がります。

Pythonを実際に仕事で使うとわかりますが、Python単体での仕事は少なく、上記の技術も併せて必要な技術になります。

またJavaScriptも必須の技術で、PythonとJavaScriptを使えると技術の幅が広がります。

Pythonだけを独学で勉強するのも良いのですが、上記のHTML、CSS、JavaScriptも勉強しておいた方が絶対に仕事に繋がります。

難易度的にはPythonほど難しくはないので(JavaScriptはPythonができれば理解できるようになります)、最初に勉強しておいても良いですね。

独学で難しいと感じたらプログラミングスクールでPythonを勉強しましょう

Pythonは独学でも学習できるプログラミング言語ですが、初心者の方には少し難しいと感じるかもしれません。

初心者の方はプログラミングの考え方がわからないので、基礎を理解できるまでに挫折する可能性があります。。

プログラミングスキルは、ある程度のレベルになれば一人で組めるようになりますが、最初のとっかかりで挫折してしまう可能性も否定できません。

もしPythonを独学で勉強しているけど、いまいち理解できないという人はプログラミングスクールを利用するのもおすすめです。

最初に説明したように、Pythonは需要が高いプログラミン言語です。

今のIT業界はPythonの技術者不足と言われていて、企業からのニーズが高いのも特徴です。

こうした背景もあり、Python技術者を育てるプログラミングスクールもどんどん増えています。

昔はプログラミングをスクールで学ぶことは、授業の質が低く考えられませんでした。

ですが現在はプログラミングスクールの競争化が激しくなり、各校の質が上がり良い状況になっています。

昔は少しプログラミングをかじった程度の講師が教えているスクールもあったようですが、最近のプログラミングスクールは即戦力になる人材を育てるためカリキュラムがしっかりしています。

もちろん独学でPythonを勉強するのも良いですが、現場を知っているプロの教師に学ぶことで、より深い知識を手に入れることができます。

あくまで一つの選択肢ですが、Python初心者が効率よく勉強できる方法として、プログラミングスクールも考慮して良いと思います。

参考:未経験からフリーランスになれたエンジニアがおすすめするオンラインプログラミングスクール

プログラミングスクールは通学型とオンラインがありますが、自宅で学習できるオンラインの方が柔軟に勉強できるのでおすすめです。

Pythonエンジニアとして就職・転職するには

個人的な趣味で勉強する以外の方は、Pythonの勉強理由は仕事探しになると思います。

まず答えを言うと、Python入門レベルの初心者が仕事を見つけるのは簡単ではありません。

多くの企業は即戦力を求めるので、全くの初心者がPythonエンジニアとして就職・転職することは簡単ではないからです。

ですが、Pythonの求人数は多く(今後も増えると思います)、未経験の方でも採用されるケースは増えてきました。

例えばプログラミングスクールを利用すれば、卒業時に提携の企業を紹介してもらえる可能性が高くなります。