プログラミングの勉強を始めてたけど全くわからないからどうすればいいか教えてほしい。
システムエンジニアがこの悩みにお答えします。
この記事を書いている僕は、独学でプログラミングを勉強してIT業界に転職しました。
今ではWEB系のシステムエンジニアとマーケターとしてプログラミングやコンサルタントの仕事を任されています。
僕もプログラミングの勉強を始めた頃は、アルゴリズムが全くわからなく挫折した経験があります。
ですが、一つ一つ課題をクリアすることで、プログラミングの考え方が理解できるようになりました。
プログラミングは誰でもできます。でも難しいのには理由があるのです。
- なぜプログラミングがわからないのか
- よく言われるプログラミング学習の誤解
- どうすればプログラミングがわかるようになるのか
プログラミングがわからないと悩んでいる方に、わからない原因と解決策をわかりやすく説明します。
プログラミングが全くわからない理由
プログラミングがわからない理由ですが、勉強を開始して3ヶ月~半年は、プログラミングがわからないのは仕方ありません。
僕もそうでしたが、プログラミングは経験を積むことでレベルアップできるものです。
勉強を開始したばかりの頃は、見たことのない変数や文法、そして論理的思考が必要なアルゴリズムに苦戦するのは当然のことです。
ハッキリお伝えすると、プログラミングは1ヶ月や2ヶ月で覚えられるようにはなりません。
僕もプログラミングの勉強を開始して、最初の半年はプログラミングがわかりませんでした。
ですが毎日プログラミングを続けていたら、1年経過することには普通に組めるようになっていました。
プログラミングがわからないのは経験値が不足しているからです。
プログラミング初心者が3ヶ月~半年でプログラミングができないのは普通です。
1年を目安に勉強すれば誰でも理解できるようになります。プログラミングは経験を重ねれば誰でもできるようになります。
人間の脳は面白いもので、毎日継続すれば、ふとした瞬間にわからなかったことが理解できるようになります。
1年勉強すれば、自然にプログラミングの脳ができ上がり、一人でプログラミングが組めるようになりますよ。
目的がわからないとプログラミングスキルは向上しません
プログラミングを勉強するはっきりとした目的がないと、勉強の意味を感じずわからないと諦めてしまいます。
この症状は、学生時代の勉強に似ていると思います。
学生時代に、数学って勉強しても日常生活で使わないし意味ないのでは?と思ったことがある人も少なくないと思います。
プログラミングがわからない人に良くある心理として、プログラムを作る意味がわからないことがあります。
人間はゴールが見えないと、勉強していてもモチベーションが上がりません。
プログラミングを勉強する目的をはっきりさせることで、学習の習得度が変わりますよ。
IT業界に就職して一生モノのスキルを身につける、フリーランスとして自営業をするなど、将来の目的を見つけることで勉強に集中することができます。学生なら可能でしょうが、社会人の方が片手間でプログラミングを覚えるのは簡単なことではありません。
プログラミングを習得するには、しっかりとした目標を設定しましょう。
わからないときは簡単なプログラミング言語を選びましょう
プログラミングがわからない初心者が陥る失敗に、最初に難しいプログラミング言語を選ぶことがあります。
僕は最初にC言語を勉強して、ポイントがわからず挫折しました。
優秀なプログラマーやSEは「そんなのもわからないの?」というでしょうが、初心者が最初に勉強するには難しいプログラミング言語です。
いきなり難しいことから始めると、当然ですがプログラミングに苦手意識を持って挫折してしまいます。
プログラミングをこれから勉強する初心者やまだプログラミングがよくわからない初心者は、Ruby、PHP、Pythonから勉強を始めて下さい。
特にWeb系のプログラミング言語であるRubyやPHPは、初心者でもとっつきやすいプログラミング言語なのでおすすめです。プログラミングは最初に選ぶプログラミング言語も大事で、ここで躓くとわからないまま止めてしまいます。
逆にプログラミングが理解できるようになると、プログラムが楽しくなりドンドン上達していきますよ!
文系だとプログラミングができないは嘘
僕は文系出身ですが、プログラミングができますしプログラマーとして仕事をもらっています。
よく文系だとプログラミングは難しいと考える人がいますが、そんなことはありません。
プログラミングには論理的思考が必要ですが、文系でもアルゴリズムは理解できます。
僕も最初はアルゴリズムがわかりませんでしたが、先ほど説明したように毎日プログラミングをしていたら理解できるようになりました。
文系出身のプログラマーやSEもたくさんいます。プロのエンジニアとして働くのに必要なのは学歴ではなく努力です。プログラマーという職業の良いところは、スキルがあれば学歴がなくても稼げるところです。
僕の友人の文系出身プログラマーは、年収1000万以上稼いでいます。
プログラミングがわからない人は手を動かして覚えましょう
プログラミングは何度もコーディングをすることで自然と身についていきます。
言葉にすると簡単なことですが、この反復練習がプログラミングスキルを向上させてくれるのです。
ですが実際にコーディングすると言っても、どうやってプログラミングの勉強すればよいかわからない人も多いと思います。
- 参考書のサンプル
- オンライン学習
プログラミングの勉強は、どちらかの方法で勉強している方がほとんどだと思います。
僕は参考書を勉強してから、オンラインのProgateを使ってプログラミングを勉強しました。
この勉強法で感じたのは、パソコンがあればオンライン学習だけでもプログラミングは習得できるということです。
参考書も役に立ったのですが、オンライン学習でも同じことをしたので、参考書は無理に使わなくても良かったと感じました。
オンライン学習は効率的な学習スケジュールになっていて、プログラミングが全くわからない人でも何度もコーディングしているうちに理解できるようになります。
プログラミングスクールは学習の補助として使えます
プログラミングスクールは、初心者が最短で現場レベルのスキルが身につくカリキュラムを組んでいるので、効率よく学習できるのは間違いありません。
ですがプログラミングスクールに行かないと、プログラミングができないわけではありません。
僕はプログラミングスクールを使わず、独学でプログラミングができるようになりました。
ただプログラミングスクールにもメリットはあることは認めています。
- 基礎のスキルを最短で身につけられる
- わからないことを講師に質問できる
- 就職・転職のサポートがある
一人で勉強していたら、絶対に受けられないサポートは魅力です。
ただネックは費用で、興味本位でプログラミングを勉強するつもりならプログラミングスクールはおすすめしません。
プログラミングスクールは高いですが、プログラマーとして働けばすぐにペイすることができます。
将来のための初期費用と考えれば、そこまで高いものではありません。
プログラマーは天才ではありません
知らない人には凄いことをしているように見えますが、プログラミングは天才ではなくても作ることができます。
知らない人には、「プログラミング」は一部の頭の良い人ができる世界だと思えるようです。
僕も自分がプログラミングの仕事をしていると伝えると、「頭いいんですね~」という答えが返ってきます。
もちろんスキルが無ければ仕事はできませんが、特別、頭が良くないとできないわけではありません。
私の周りのプログラマーも、文系出身や未経験が多く学生時代に天才と言われていた人はいないようです。
※もちろん超優秀なプログラマーもいて、そういった人はグーグルのような第一線の企業で働いています。
プログラマーで食べていける人は、プログラミングの経験値を着実に積み重ねている人になります。
正直に言うと忍耐がある人も多く、1年も現場でプログラミングをしていれば嫌でもプログラムの考え方がわかるようになります。
僕も最初の半年は、プログラミングが全くわからかなったのですが、1年経過することには普通にわかるようになっていました。
おそらく、プログラミングがわからない方は、まだ勉強を初めたばかりか経験値が少ない方だと思います。
初心者がプログラミングをわからないのは当然なので、もう少し頑張ってみて下さい。
努力すれば必ず結果が出るので諦めないで下さい!