年間休日とは「会社における1年間に取れる休日数」のことになります。
労働基準法さえ守られていれば、年間休日を何日に設定するかは経営者の判断に委ねられます。
ここでは年間休日について、一般的にどのくらいあれば十分なのかと、この年間休日より下はブラック企業の可能性があるラインについて説明します。
年間休日の平均は?
厚生労働省によると労働者1人あたりの年間休日数の平均は114.7日、1企業あたりの平均は108.9日になっていました。
従業員数別の年間休日は以下になります。
従業員数 | 年間休日平均 |
---|---|
1,000人以上 | 115.5日 |
300~999人 | 113.7日 |
100~299人 | 111.1日 |
99人以下 | 107.5日 |
企業の規模が大きいほど年間休日数も多くなる傾向にあります。
労働基準法の最低ラインは何日?
年間休日の最低ラインとしては、年間休日105日が労働基準法ギリギリのラインになります(1日8時間勤務として)。
ただ年間休日が110日以下だと休みとしては十分ではないので、最低でも120日はある企業に勤めたほうが幸せになれます。
年間休日が120日以上ある企業に勤めるとわかりますが、土日祝と夏季冬季休暇がしっかりとれる会社で働くと本当に楽です。
休みが少ない企業で働くと、精神的ストレスも多いですし、なにより自分で使える時間が少ないので人生で損をします。
もし、今の年間休日に不満があるなら、まずは休みが多い会社を探してみましょう。
ただ会社をいきなり辞めるとリスクが多いので、裏でこっそりと探すのがおすすめです。